マニュアル(制作途中!) はじめに メインスクリーン Gsimpleのメインスクリーンは描画とアニメーションの領域、メインメニュー、トップツールバー、サイドツールバー、状態表示ラインに分かれております。 下にGsimpleの通常の画面を示します。灰色で囲まれている四角形の領域は描画とアニメーションの領域です。 トップツールバーはファイルの読み込みや保存、プロジェクトの設定、オブジェクトの定義(ポケット加工、ドリル加工、彫刻加工など)、プロジェクトのコンパイル、アニメーションなど一般的な働きをする共通のボタンが並んでいます。 サイドツールバーは単純な描画(線、円、円弧など)、オブジェクトの修正(削除、移動、回転など)、描画表示の変更などの働きをするボタンが並んでいます。 状態表示ラインは現在のマウスの位置情報や現在の(最後に選択された)オブジェクトの情報を示しております。 Gsimpleは4つの描画モードを持っております。それはトップビュー、等距離図法SE(南東方向)等距離図法SW(南西方向)、軸測投影法です。(上図参照) 描画ではトップビューのみ使用可能です。 描画モードの変更はトップメニューの描画から選択、サイドツールバー、マウスの右ボタンによるポップアップウインドウにより選択できます。 何が表示されて、何が表示されないかを設定するには描画オプションダイアログにより行うことが出来ます。 マウスとキーボードの使い方 ズームイン マウスホイールボタンをアップ方向に回転 オブジェクトの選択解除 目的のオブジェクトをコントロールキーを押しながらマウス左でクリックすることによってオブジェクトを解除することが出来ます。 オブジェクトの編集 目的のオブジェクトをマウス左ボタンでダブルクリックすることにより編集を行うことが出来ます。 右マウスボタンによるポップアップメニューの呼び出し カレントは現在選択されているオブジェクトをです。次のキーを押すことによって、選択されたオブジェクトは影響を受けます。 Enter 選択されたオブジェクトの編集 単位 インチに単位を変更したい場合はセットアップ→プロジェクト→単位インチを選択することによって行えます。 インチを標準の単位にしたいときは設定ファイル(configuration file)の編集を次のように行ってください。 始点と終点 マウスの右ボタンによるポップアップメニューにより、始点と終点を設定することが出来ます。始点は小さな赤い四角の点として表示され、終点は黄色い四角の点として表示されます。 座標系 Gsimpleは3つの座標系をもっています。それは機械の座標系、ワーク座標系、ユーザー座標系です。 機械の座標系の原点は常に機械可動限界の右上の角に位置するところになります。機械座標系は固定され、マシンコードや様々な描画によって影響されることはないです。 ワーク座標系は常に機械座標系と結び付けられて定義されます。ユーザーはG-Codeの標準的な9つのワーク座標(G54,G55,G56,G57,G58,G59.1 G59.2,G59.3)から選択することができます。選択された座標系は機械が持つ座標系の一つと一致しなければなりません。 機械の可動範囲とほぼおなじ値にXとYを設定してみることはよい練習になります。このことにより、あなたの(加工する)部品が機械の可動範囲にどのように配置されているか見て知ることができるからです。 ”ブロックに”のチェックボックスをOnにすることによって、ブロックを移動し、ワーク座標の原点をブロックの左下のコーナーに設定することができます。 ユーザー座標系は常にワーク座標系と関連付けられて定義されます。全てのデータはユーザー座標系によって登録されています。ユーザー座標系の定義はセットアップ→ユーザー座標系と選択しユーザー座標系ダイアログによって定義することができます。X,Y,Zは標準で0の値が設定されています。これはユーザー座標系とワーク座標系を同じにしていることを意味します。 ユーザー座標系はG-Codeの生成に影響しません。通常であればユーザー座標の原点位置は部品の左下のコーナーか中心に設定されるでしょう。 オブジェクト Gsimpleでは8つのオブジェクトタイプがあります。それはブロック、突起、ポケット、ドリル、ねじ、彫刻、単純な線画とフィーチャーです。 ブロック ブロックは変更したり削除したりできないもので、大抵はプロジェクトにおいて最初に定義されるものです。ブロックの定義はブロックダイアログを通して定義することができます。データは3つの軸(長さ、幅、高さ)として入力します。最初にブロックは座標系の原点に配置されます。もし、原点を動かしたいときはMoveコマンドを使って原点を動かします。 セットされた「トップ」の値によっては(ブロックの上面とツールの先端に合わせている位置の間の距離)、ツールを破損してしまうような事故が発生する可能性があります! ブロックは、もし選択されていないときは緑で表示されます。もし(親としてではなく)選択されているときは青で表示されます。また親として選択したときは赤で表示されます。もしあなたがブロックを表示したくなければ、メニューの表示から表示オプションによって非表示に設定することができます。 島 凸四角形の島
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